米国の空域をGoogle Earthで表示する

アリゾナで訓練を行う学生の講義のためにGoogle Earthで空域を表示したくなりました。
しかし一つ一つの空域を描くのは骨が折れます。

そこでGoogle検索を行ったところ、素晴らしいサイトを発見しました。

http://soaringdata.info/aviation/airspaceTab.html

この中の KMZ format for Google Earthをクリックするとダウンロード出来ます。
Google Earthで開いてみると素晴らしいです。

早速訓練地のファルコンフィールド近傍の空域に手を加えて3Dポリゴンにしてみます。

KFFZ(空港略号です)のClassDを示す境界をクリックして名前を探し、プロパティをクリックして海面から3399フィートの天井を1036mとして指定します。
側面を地面に延長するのを忘れないようにします。

スタイルと色の不透明度を30%にするとそれらしくなってきます。
OKを押して確定します。

これにFlight Radar24から取得した訓練機のトラックを重ねると、空域から出発または空域へ到着する様子がリアルに再現されます。

あまりの便利さに感動しつつ、日本の空域は?と探したところ下記にありました。
このサイトのKMLは空域が最初から高度情報が付加されていて、ポリゴンになっているので便利です。

米国の空域もしっかりとありました。

ClassDを避けて上方を飛ぶVFR機 その後ファルコンフィールドに着陸します
ClassBも避けて下方を飛ぶ必要があります
結局、ClassDとClassBの隙間を飛行しなければなりません…

このサイトのデータの方が便利です。
遠回りをしてしまいましたが、今後活用できそうです。