アプリ METARの使い方 番外編

METARのアプリは静岡空港の低層乱気流を調査しているときに思いつきました。
その頃はこのアプリの開発言語である、R言語を習得してデータサイエンスに目覚めた頃でした。

静岡空港で低層乱気流により、ゴーアラウンドを余儀なくされた日時と、その時のMETARとの相関を調べれば、その予知ができるのではと考えたのです。
更に丘珠空港にVisual Approachで進入中、大きなヘッドウインドシヤーに遭遇してGo-Around,場周経路に入り直してやり直しても又同じ状況で、3度目に何とか降りた経験から過去のMETARを徹底的に調べようとしました。

更に、METARのデータはデーターベースとして簡単に取得することができますが、日本の殆どの空港の1時間おきのビッグデータがあるにもかかわらず、可視化サイトが無いことに気がつきました。

そこで一念奮起してShinyというアプリケーションを使って誰にでも操作できるインターフェースを作りました。

しかし、当初は有料サイトにこのアプリを置かなくてはならず、なかなか一般の方に使っていただくことはできなかったのですが、今般サーバーをお借りすることができまして、慣れないLINUXのコマンドと格闘した末にサーバー上に展開することができました。
その後、Shinyの様々な小技を覚え、このように公開することに至りました。

データーベースは反応速度の観点から3年間分に限ってMETARをサーバーに保存しています。
私のプログラミング能力が向上すれば10年分に増やしたいところなのですが、しばらく?お待ちください。